設定推測は要素の掛け合わせ ― BIG・REG・ぶどうから設定ごとの可能性を計算

公開 2026-10-04・パチヨミ!

1つの要素では決めにくい

設定判別の記事で見たとおり、REGやぶどうの回数は、1つだけでは数千ゲーム回しても設定の幅が重なります。 そこで、複数の要素を掛け合わせて「どの設定なら、この結果が起こりやすいか」を比べます。

考え方

設定sの可能性 ∝ 事前の割合(s) × P(BIG回数|s) × P(REG回数|s) × P(ぶどう回数|s)

各設定で「この回数が出る確率」を計算して掛け合わせ、全設定の合計が100%になるように割り直します(ベイズの考え方)。 「事前の割合」は、打つ前にどの設定がどれくらいありそうかの見込みです。

計算例: マイジャグラーVを6,000G

BIG 25回(1/240)、REG 24回(1/250)、ぶどう 1045回(1/5.74)だったとします。 事前の割合をすべての設定で同じ(各16.7%)にした場合です。

設定REGのみBIG+REGBIG+REG+ぶどう
設定12.5%2.2%1.4%
設定24.4%3.8%3.2%
設定311.9%10.9%10.4%
設定424.0%24.1%24.8%
設定529.1%30.4%32.4%
設定628.1%28.6%27.8%

BIG・REG はメーカー公表値、ぶどうは2つの解析値の平均で計算。抽選が確率どおりに行われる前提。

REGだけだと設定4〜6の合計は81.2%、BIG・ぶどうを合わせると85.0%です。 マイジャグラーVのBIGとぶどうは設定差が小さいので、加えても数ポイントしか動きません。判断の中心はREGで、ほかの要素は補助と考えるのが実際に近くなります。

要素どうしが食い違うとき

例2は、REGは良い(1/273)のに、ぶどうが悪い(1/5.83)結果です。

REGのみBIG+REGBIG+REG+ぶどう
例1 設定4〜6の合計81.2%83.1%85.0%
例1 設定628.1%28.6%27.8%
例2 設定4〜6の合計69.8%70.4%68.1%
例2 設定618.4%17.5%12.2%

例1: 6,000G・BIG 25回・REG 24回・ぶどう 1045回 / 例2: 6,000G・BIG 24回・REG 22回・ぶどう 1030回。事前の割合は全設定同じ。

例2では、ぶどうを加えると設定6の可能性が17.5%から12.2%に下がります。 設定差の小さい要素でも、結果がはっきり悪ければ判断を引き下げます。

事前の割合で結果は変わる

同じ結果でも、「低設定が多いお店」を想定して事前の割合を設定1から順に40%・25%・15%・10%・5%・5%にすると、次のようになります。

設定事前の割合計算後
設定140.0%6.6%
設定225.0%9.4%
設定315.0%18.6%
設定410.0%29.5%
設定55.0%19.3%
設定65.0%16.5%

設定4〜6の合計は65.4%になります。お店の設定の入れ方の見込みによって、同じデータでも結論は変わります。 事前の割合は分からないことが多いので、結果は幅を持って受け止めるのが大切です。

この計算は、要素どうしが独立に抽選されることと、事前の割合が正しいことを前提にした目安です。設定を断定するものではありません。

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