パチンコのボーダーラインとは? 換金率と持ち玉で変わる理由

公開 2026-10-03・パチヨミ!

ボーダーラインは「損益が釣り合う回転率」

パチンコのボーダーラインは、千円あたり何回転すれば、長い目で見て投資と回収が釣り合うかを表す数字です。 単位は「回転/千円」で、実際の回転率がボーダーを上回れば期待値はプラス、下回ればマイナスになります。

ボーダーは機種ごとに決まった1つの数字ではありません。換金率と持ち玉率によって変わります。 この記事では、その理由を計算式から説明します。

計算式

本サイトでは、ボーダーを次の式で計算しています。

ボーダー B = N × P × K ÷ (TY × R)

N : 千円あたりの貸玉数(4円パチンコなら 250玉)
P : 大当たり確率の分母
TY: 初当たり1回あたりの平均出玉(玉)
R : 換金率(円/玉)
K : 1玉あたりの実効コスト = 貸玉料金 ×(1 − 持ち玉率)+ 換金率 × 持ち玉率

考え方は単純です。1回の大当たりで得られる出玉の価値(TY × R)と、その大当たりを引くまでに使う玉のコストが釣り合う回転率を求めています。

換金率で変わる理由

等価交換(4円で借りた玉を4円で換金できる)では、借りた玉と出た玉の価値が同じなので、ボーダーは最も低くなります。 換金率が下がると、出た玉の価値(R)だけが下がる一方、玉を借りる値段は4円のままです。 そのため、同じ出玉を得るのに、より多く回す必要があります。

持ち玉率で変わる理由

一度出た玉(持ち玉)で遊技すると、その玉は「換金すれば得られたはずの額」しかコストになりません。 現金で借りた玉より1玉あたりのコストが安いので、持ち玉で回す割合が高いほどボーダーは下がります。 等価交換では両者の差が無いため、持ち玉率はボーダーに影響しません。

実例: e 東京喰種

大当たり確率1/200(チャージ等を含む合算)、初当たり平均出玉 約2,874玉( 機種ページ)で計算すると、等価ボーダーは 17.4回転/千円です。換金率と持ち玉率を変えると、次のようになります。

換金率\持ち玉0%50%65%80%
等価17.417.417.417.4
3.57円19.518.418.117.8
3.33円20.919.218.618.1
3.03円23.020.219.318.5

単位は回転/千円。列は持ち玉率。4円パチンコ(1千円=250玉)。3.57円は28玉交換、3.33円は30玉、3.03円は33玉にあたる。本サイトの計算式による試算値。

同じ機種でも、換金率が低いお店で現金だけで打つと、等価交換のお店より数回転多く回さないと釣り合いません。 機種ページのボーダー表は、この計算を換金率・持ち玉率ごとに行ったものです。

ボーダーは「長く打ち続けた場合の平均」で損益が釣り合う点です。短い時間の結果は、ボーダーを上回っていても大きくぶれます。

本サイトの算出方法について

多くのサイトは、ボーダーそのものを表として載せています。本サイトは、大当たり確率と平均出玉の2つから、上の式で換金率・持ち玉率ごとのボーダーを自前で計算しています。 そのため、お店の条件に合わせた数字を出せます。

続きは回転率から期待値を出す方法をご覧ください。

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